ABOUT

◈ ñanduti のこと

『ニャンドゥティ』とは、地球の裏側、南米パラグアイの伝統手工芸。
現地のグアラニー語で 『蜘蛛の巣』という意味で、その名の通り、放射状に張った糸に編んだり結んだりして模様を表現する。模様は自然界の物が多く、使われる糸も綿100%が主流となっている事からニャンドゥティ独自の温もりを感じ、私自身がニャンドゥティに惹かれた理由の1つである。
木枠に布を張るところから始まり、編み終えたら糊付けし、乾かし、布から外すという全行程を手作業で行う。
作品は、ざっくりしたものから繊細なものまで 糸によって雰囲気も大きく異なり、同じような大きさでも、糸の太さや種類・デザイン・色の組み合わせる数によって製作時間は大幅に異なり、数十分で編めるものから数時間かかるものまで。糸の引き加減などで雰囲気が変わる為、同じものでも作者によって雰囲気が変わるのもまた、手仕事の良さであり、おもしろいところ。
ニャンドゥティの歴史は非常に長く、祖母から母、母から娘へと女性の手仕事として代々受け継がれてきたものだが、近年では現地の職人さんの高齢化が進み、その繊細で美しい技術は特に、ますます貴重とされてきている。
ここ数年で、本も出版されたことから 日本でもますます広まりを見せている注目の技法である。



◈ canape.のこと

日本の真ん中辺りに位置する八ヶ岳には昔から宇宙のエネルギーが宿ると聞いたことがある。
実際、私が子供の頃にはUFOがよく見られる場所だった。
そんな山梨県と長野県の県境、八ヶ岳の標高1400m地点の自然の音に包まれる森の中にアトリエがある。
八ヶ岳の大自然からインスピレーションを受ける毎日の中で、自然から感じたものが無意識のうちに自分に備わっていると実感し、その感覚を大切に作品を生み出している。
canape.のアクセサリーは、自分の中に常にある、ニャンドゥティアクセサリーの「ありそうでなかったもの」「こんなのあったらいいな」という想いをそのままカタチにしている。
ナチュラルで身に着けやすいサイズ感や色、いつものコーディネートにワンポイントプラスになる色合いのものまで、年齢関係なく身に着けられるということと、『あなたらしさ』をより引き立てられるようなアクセサリーづくりを心掛けている。
また、製作過程でのこだわりは、『乾かす』という工程で じっくり外で天日干しすること。山ならではの強烈な陽射しと乾燥した空気がニャンドゥティ制作にぴったり。本場パラグアイの作り方同様、自然の中で、自然の力を借りながら、自然の流れの中で仕上げる。八ヶ岳の澄んだ空気が糸と糸の隙間を通って作品が呼吸する...身につけてくれる人にも心地よい風を運んでくれると信じて、時間はかかるが欠かせない工程。
そしてもうひとつ工夫していることは、強度。
ニャンドゥティの美しさを少しでも長く保ったまま身に着けていただけるようにと(2020年、オリジナル耐水加工を施して雨の中吊るして実験済み)2020年4月以降制作分から追加工程として取り入れている。今までの工程に加え、その工程に一晩かかるが、するとしないとでは仕上がりはもちろん、長いこと美しい状態を保つことができる。

『良い気持ちで作ると良いものが生まれ、愛情をかけると幸せが宿ると信じて…canape.らしくcanape.の作品をつくること。
その流れの先にまだ見ぬ誰かの笑顔をつくること』が、わたしにできる手仕事と信じて。

また、ニャンドゥティの技法を生かしたアクセサリー作りを通して、『ニャンドゥティ』を多くの方に知ってもらいたい。そしてそれが、本場パラグアイのニャンドゥティ存続・繁栄に少しでも繋がることを願っている。


《ニャンドゥティピアスの取扱ポイント》
●ニャンドゥティのピアスはとても軽い着け心地です。それゆえに、落としても気付きにくいため、落下防止に付属の専用キャッチを一緒にご使用されることをお勧めしています。

●canape.のニャンドゥティは主に綿100%、自然素材の糸で出来ています。水気には弱いところがあります。(上記オリジナルの耐水加工をしてありますが、やはりピンと張った糸artなのには変わりないのと、糸という風合いも大切にしたかった為100%防水ではないです)
一度濡れて縮むと完璧な元の姿には戻りません。
雨の日や水のレジャー場面での着用をお避けいただく、又は、濡らさないようにする事で長持ちします。



◈ 作者のこと
岐阜県生まれ。山梨県の八ヶ岳、清里育ちの野生児。
子供の頃から自然の中で遊ぶことに生きがいを感じる。
着飾ることが大好きで、祖母が作る服を着て育ち、その影響で ものづくりに興味を持つ。

文化女子短期大学部服装学科
ファッションクリエイティブコース/テクニック専攻の専攻科(3年)を卒業し
20代、アパレル業界を経て今に至る。

2015年、
妹の結婚式に何かドレスやアクセサリーなどを作れないかと探していたところに『レース』というワードで引っかかり、ニャンドゥティと運命的な出会いをする。
お教室が山梨県にはない為、1年間 本を見て独学し、寝ても覚めてもどこへでも針と本を持ち歩きひたすら作品作りに没頭する日々を送る。
しかし、独学の限界を感じ2016年より東京のお教室に通い始め、本格的に技術を習得中。
2017年より委託での本格的な販売をスタート、イベント出展などを経て、
2019年念願のオンラインショップをスタートさせ現在に至る。
ゆくゆくは 森の中のアトリエでお教室を持つことと、ニャンドゥティ作りやミシンをオープンに使えるようにした ものづくりしたい人が集まる空間、ものづくりに没頭できる場所をつくるのが夢のひとつ。

たったひとりの特別なあなたへ
たったひとつの特別なニャンドゥティを。
ステキなご縁や繋がりができますように..

最後まで読んでいただきありがとうございます⑅︎◡̈︎*

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